8月28日は内倉真裕美さんの講演会でした。 内倉さんは、北海道恵庭市で35年以上にわたり「花のまちづくり」を牽引してこられました。 35年前、内倉さんが引っ越してきたとき、恵庭市は新興住宅地でした。 そこで内倉さんは主婦として、 読み聞かせ活動を通じた地域の文化づくり 個人の庭を対象にしたガーデニングコンテストの開催 など、地域の人々の交流を促進する活動に取り組み始めます。 さらに、商店街や駅などの公共空間に花を植えるボランティアチーム「カリカリ隊」を立ち上げます。 こうして内倉さんは仲間とともに活動の輪を広げていきました。 このような市民活動の積み重ねが実を結び、2022年には恵庭市が、政令市以外で初めて「全国都市緑化フェア」のメイン会場に選ばれました。 フェアには人口の約5倍となる34万人が訪れ、大きな注目を集めました。 内倉さんの取り組みに欠かせないのはチームの協力です。 多くの人が協力すれば作業は短時間で終わるので、メンバー一人一人の負担は小さくなります。 作業終了後には飲食を共にして達成感を共有します。 ...