植物のありのままの姿でつくる「ナチュラリスティックガーデン」
- Shinoda Keisuke
- 2024年1月15日
- 読了時間: 2分
更新日:6月10日

最近園芸雑誌でも見かけるようになった「ナチュラリスティックガーデン」。
今までのガーデン手法はざっくり『庭=整えられた日本庭園(ごりごりの和風)、洋風ガーデン(色彩豊かなお花いっぱい)』のイメージだと思います。 ですが、ナチュラリスティックガーデンはもっとラフで野原や森の一部のようなガーデン手法です。
では、ナチュラリスティックガーデンとはどういったガーデンなのか……。
勉強すればするほど奥が深いナチュラリスティックガーデンですが、このスタイルを確立したのは、世界中の庭づくりに大きな影響を与えているオランダのピート・アウドルフさんというガーデナーです。
ピートさんの代表作は、ハイライン(アメリカ ニューヨーク)、ミレニアム・ガーデン(イギリス)など、どのガーデンも四季ごとに違う風景が楽しめます。 『四季ごとに違う風景が楽しめる』それが、ナチュラリスティックガーデンの魅力のひとつです。
宿根草やグラス類を主体にすることにより四季折々に表情が変わるガーデンになります。「自然のように見えるけど、美しくデザインされているガーデン」は環境や土、植物の品種ごとの性質などなど、知識がないとデザインできないガーデンです。また好きな植物を並べて植えるだけでなく、プラントコミュニティーを大事に、自然のリズムに沿った植物を選ぶことにより、手入れの手間を減らすことができます。 私たちもナチュラリスティックガーデンの魅力やスタイルに共感し、九州でもこの手法を取り入れたガーデンづくりを目指しています!これから、視察や講習会の様子も今後、ご紹介していきます!